スペイン、イビザのワイン。 フランスで言うヴァン・ド・ターブルに格付けされており、 つまり、イビザ地方のカントリーワイン。 Vins de Tanys Mediterranisというボデガは、スペイン名で『モナストレル』、 フランスでは、南仏ワインでよく使用される品種『ムールヴェードル』と呼ばれる 品種を栽培しており、 こちらのワインもモナストレル100%。 スペイン滞在中は、テンプラリーニョやメルロ、カベルネを飲みましたが、 力強いものが多く、夏の弱った体には疲れてしまいました。 しかし、このワインは価格の割に上品で、土臭さもなく エレガントな印象さえ あります。 イビザはワインショップが少なく、というより店の種類に偏りがある上に 店舗自体が少ないので、やっとみつけたワイン専門店にて購入しました。 価格は9ユーロ程度でした。 ピュアな果実実を感じ、酸味やタンニンもバランス良く、 典型的なスペインワインとは異なる印象を持ちました。 最初のアタックでは、 ノンフィルトレのため、 舌のざらつきが気になり、 非常に野性的な印象を受け、 アルコール度数の 高さも十分感じるので、 口に含んで飲み込むのに少し躊躇 したのですが、 飲んでいくと、 意外に飲みやすく最初に書いたようにエレガント な印象さえ 受けるほど バランスの良さを感じました。 モナストレルという品種は、もう少し濃い、野性味のある品種という認識が ありましたが、このワインはモナストレル100%であるにも関わらず、 舌触りこそ荒々しいものの、味わいは軽く、大変飲みやすいものです。 日本語の資料がなく、製造過程について詳しく分かりませんが とても興味が湧きます。