上野の国立科学博物館で開催している ワイン展へ。 日本の博物館は全体的にパネル展示が多くて、アミューズメント感がいまいち足りない! もう少し、面白おかしく伝えられないのかな、というのが全体的な感想。 ワインに興味がない人はまず来ない展示だと思うので、もっとマニアックでも良いのでは、と感じてしまった。 少し面白かったのは、ブドウ踏みを体感できる展示。靴のまま踏むと、下がクッションになっていて、ムニムニ出来る。 興味深かったのは、ワインの歴史。 紀元前の酒器が展示されていて、動物の形をした酒器から飲むと動物の霊力を取り入れられると言われていた、とか。ワインと水や海水を混ぜて宴で振る舞う用の酒器とか。 海水混ぜる話を始めて知り、一体どんな味か興味津々。飲みたくはないけど。喉乾くんだろうな。 歴史の展示は残念ながら撮影不可。 1番内容が濃かったのに! 19世紀末の沈没船から見つかった最古のシャンパン。 そうそう、忘れてはならない、私の大好物の酵母が見られました。 酵母という存在の大きさ! 酵母によって、ワインが一気に科学的な感じになるところが、ツボなポイント。 ドンペリと ムートンのラベルが楽しめる。 バルテュスと節子さんがお隣同士。 私はバルテュスが1番好きなラベル。 最後は、ワイン展とは関係なく、国立科学博物館前にいた猫。 かなりの汚れ具合ですが耳がカットされていたので、去勢済みの地域猫。 なんだか安心。